佐鳥電機とEco-Porkが業務提携契約を締結 養豚業の生産性向上を目指したDXソリューションの共同開発と販売へ
2025.01.14
Press佐鳥電機株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:佐鳥浩之、以下「佐鳥電機」)と、株式会社Eco-Pork(本社:東京都千代田区、代表取締役:神林隆、以下「Eco-Pork」)は、養豚農家向けの成育状況の測定を支援するDXソリューションの共同開発と販売を目的とした業務提携契約を締結いたしました。
◆背景と目的
近年、農業分野では労働力不足や生産性向上の必要性が高まり、デジタルトランスフォーメーション(DX)の導入が重要視されています。
佐鳥電機は、飼料タンク残量管理ソリューション「Milfee(メーカー:株式会社YEデジタル)」の販売を通じて、農林水産省が推奨する「飼料流通合理化」の実現に向けた取り組みを行っており、一方、Eco-Porkは、AIやIoT技術を活用した「Porker」や「AI豚カメラ」などのソリューションを提供し、養豚業界の効率化に貢献しています。
両社の協業により、技術やノウハウを融合し、養豚業界が抱える課題を解決する革新的なソリューションを提供してまいります。
◆業務提携の概要
本業務提携における主要な取り組みは以下の通りです。
- DXソリューションの共同開発
「Milfee」と「AI豚カメラ」を連携させたシステムの開発を行い、飼料管理から成育状況のモニタリングまでを包括的に支援する新たなDXソリューションを提供します。
- ソリューションの共同販売
開発されたDXソリューションを両社の既存顧客を中心に国内外で展開し、新規顧客の開拓も積極的に進めます。Eco-Pork https://eco-pork.com/
”食肉文化を次世代につなぐ”を企業理念に掲げ、世界40兆円市場である養豚の、データによる持続可能化を目指しています。養豚の全てをデータで可視化する養豚経営管理ツール「Porker」および、関連するIoT機器を開発・販売しています。「Porker」は2024年10月現在、国内養豚生産者の約14%のシェアをもち、年間160万頭のデータを蓄積しています。東京都「令和2年度 第1回 革新的サービスの事業化支援事業」、経済産業省「グローバル・スタートアップ・エコシステム強化事業(2021年度)」「J-Startup Impact(2023年度)」、農林水産省「令和2年度・令和3年度/令和4年度・令和5年度 スマート農業実証プロジェクト」などにも選定・採択されています。