Porker Connect
2023年よりPorker Connectを導入いただいているJAPAN X株式会社 岩手蓬莱山牧場 マネージャー 千葉 芳照様にお話をうかがいました。
マネージャー 千葉 芳照様
豪雪地帯でもつながるネットワーク敷設を、
値ごろ感のある価格で導入
現場でデータ入力を行うために、ネットワーク環境の整備は最優先で進めるべきと考えていました。山の斜面を利用した広大な敷地内に、豚舎と豚舎が離れて建っているうえ、豪雪地帯で冬場は特に厳しい環境です。他社から提案を受けたLANケーブルを使う方法では、断線などのトラブルが発生した場合、我々が修理するのは難しいし、導入費用も高い。あれこれ検討しているとき、業界誌で無線のネットワークが引けるPorker Connectを見つけました。
Eco-Porkの担当者と打ち合わせを重ね、基本は無線で、必要なところはLANケーブルを使う、というフレキシブルな設計で希望するネットワーク環境を整備することができました。LANケーブルを使う方法の他社見積もりと比較し、大幅に費用が抑えられたこともメリットです。
11月頃から雪が降り始め、4月初旬まで雪が残る豪雪地帯にある蓬莱山牧場
夏場の様子
将来を見据えたDX
Porker Connectが入るまでは、豚舎に電波が入らないのでスマホがつながらず、現場とのやりとりに時間がかかっていましたが、今はすぐに連絡をとることができて安心です。現状は、Porkerの入力や連絡、ネットワーク監視カメラなどで活用していますが、インターネットで制御する設備やセンサーにも活用していくことを視野に入れています。人手をかけないで農場状況を把握するためのDXは、これからどんどん進んでいきますから、このタイミングでPorker Connectを入れたのは、すごくよかったです。
環境を整えて、働きやすく
Porker やPorker Connectを導入してから、今まで口頭で行っていた報告や連絡をデータに置き換えることができるようになり、報連相がスムーズになりました。DXを活用した報連相が今の時代には合っていて、離職率低下につながっています。
マネージャーとして目指しているのは、現場のみんなが安心して、安定した生活を送れるようになること。そのためには、仕事を続けるための環境の整備が重要です。
私たちとEco-Porkは、同じ船に乗った仲間。現場が良くなるような製品を一緒に考えていきたいと思っています。
所在地 | 岩手県一関市 |
農場名 | 株式会社 JAPAN X https://www.japanx.co.jp/ |
導入時期 | 2023年 |
- ・事務所などのインターネット回線を無線で中継。各豚舎でWi-Fiが利用可能に
- ・大がかりな工事不要、初期導入費用を抑えられます
- ・お客様ご自身で簡単に交換でき、修理工事が不要